最近、ヨドバシカメラやビックカメラなどの量販店でも見るようになった「格安スマホ」という言葉。
なんとなく、安いというイメージだけはあるけど、「具体的に格安スマホがどういったものかわからない」という方も多いかと思います。そこでここでは
- 格安スマホとはなにか?
- 格安スマホで携帯料金がどれくらい安くなるか
- 格安スマホの気になるポイント
を説明していきたいと思います。
格安スマホとはなにか?
一言で言えば上記のようになります。
「格安スマホ」という言葉が出始めたときは単純に「安く買えるスマホ」という意味で使われていたのですが、最近では違う意味となっていてdocomo、au、ソフトバンク以外のキャリア(格安SIMとも呼ばれる)と契約してスマホを使用することを指しています。
月額料金をドコモ、au、softbankよりも月額料金を抑えて利用できるため「格安スマホ」と呼ばれています。
実際にiphoneでも格安SIMを利用できるため、iPhoneを利用して格安SIMを利用することも「格安スマホ」といっても間違いではありません。
格安スマホで携帯料金がどれくらい安くなるか
では格安スマホにするとどれくらい安く利用できるのか?というと、月約4,000円程度(年間:約48,000円程度)安くなります。
ドコモ、au、ソフトバンクで多い契約プランでの料金を見てみるとこのようになります。
基本料金 | 300円 |
5分通話し放題 | 1,700円 |
データ通信容量5G | 5,000円 |
合計 | 7,000円 |
それに対して同じようなプランを格安スマホの会社でみるとこのようになります。
基本料金 | 0円 |
5分通話し放題 | 850円前後 |
データ通信容量5G | 2,000円前後 |
合計 | 2,850円 |
若干格安スマホの会社によってプラン料金に違いはありますが、似たような料金ところが多いので格安スマホにすると月額4,000円程度の違いがあると思ってもらって問題ありません。
年間で見れば48,000円。
この金額ってかなり大きくないですか?
48,000円あれば国内旅行はもちろん、場所によっては海外旅行にまで行けるくらいの金額です。
格安スマホの気になるポイント
じゃあ安くなるのは分かったとして、そんなに安くなるならなにかデメリットがあるんじゃないのか?と思うかもしれません。私も最初そう思いました。でも意外とそんなこともありません。
そこで私が最初に思った疑問とか、格安スマホに変える時に気になった点をいくつか書きたいと思います。
電話番号はそのまま使えるの?
格安スマホに変更したとしても今の番号はそのまま利用できます。
格安スマホとはいえドコモからau、auからソフトバンクへ変更するのと同様にMNPという仕組みで電話番号そのまま使えます。
電波が繋がりにくいとかないの?
格安スマホにしても電波に関しては今までと変わることはほぼありません。
理由は格安スマホを提供している会社は、ドコモ、au、ソフトバンクなど(多いのはドコモ)の回線を借りているからです。大手キャリアの回線は基本的に人口カバー率99%を超えているので、電波自体が届かなくて困ることはないでしょう。
メールアドレスはどうなる?
格安スマホに変更した場合「docomo.ne.jp」「ezweb.ne.jp」「softbank.ne.jp」といったメールアドレス(キャリアメール)は利用できません。
これを不便に感じるかもしれませんが、この現在使っているメールアドレスが利用できなくなるのは格安スマホに限った話ではなく、ドコモからau、ソフトバンクからドコモへ変えたときも使えなくなるので代わりありません。
ただ、格安スマホではその会社独自のメールアドレスがない場合が多く、googleやyahooなどが無料で提供するフリーメールアドレスを利用することだけが違います。フリーメールアドレスの場合、ドコモ、au、softbankなどへ送る場合に迷惑メールとして扱われて届かない場合もあるので、現在キャリアメールでよく使うならちょっと格安スマホへ変更はしにくいかもしれません。
キャリアメールではなく、Lineなどであれば格安スマホへ変更してもそのまま利用可能なので、Lineをメインで使っているなら格安スマホに変更するのは全く問題がないかと思います。
